Tokyo scapes

〜東京の景色と変遷の記録〜

2010年の東京 −聖路加タワー展望室より−

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知る人ぞ知る、幻の展望室。
その昔、中央区明石町の聖路加ガーデンには無料で開放されていた展望室がありました。
開業した1994年から2010年まで、2棟あるうちのオフィス棟・聖路加セントルークスタワーの47階の一室が開放されていたんですね。
ちなみに読み方は聖路加と書いて”せいるか”です。

当時の都内の展望台では、ここから見える東京のアングルが一番好きでした。
(無料だからというわけではなく)

というわけで、聖路加タワーから見えた当時の東京の様子です。

撮影日 2010 1.14

隅田川のすぐそばに佇む、2棟の高層ビルから形成される聖路加ガーデンは1994年に竣工。
左が聖路加レジデンス、右が聖路加セントルークスタワー。
2棟を繋いでいるブリッジで上層階からも相互に行き来することができます。

1995年に地下鉄サリン事件が起きた際には、隣接している聖路加国際病院に多くの被害者の方が搬送されました…

この展望室からは眼下を流れる隅田川をはじめ、勝鬨橋、都心のビル群、湾岸の景色、東京タワー、富士山などなど、見える対象物が東京の魅力の詰め合わせみたいなもので見応えありすぎました。

東京タワーもいい感じに見れるポジショニング。
周辺の高いビル群は汐留エリアです。

湾岸の方へ目を向けると、まぁ〜高い建物少ないですね。
今より全然空が広い。

手前が月島でその奥が晴海、さらに奥が豊洲です。

この13年で様変わりしました。

ここから見える都市の集積感がたまらなく良かった。
今であれば汐留の向こうに麻布台ヒルズが見えます。

東京タワーと富士山がセットで見えた都内で唯一の展望スポット。

そしてそして、聖路加タワーからの景色といったらやっぱり隅田川が入った夜景。
勝鬨橋のグリーンとブルーのライトアップ懐かし…

今も昔も1月のマジックアワーは超絶美しい。
その後、夜景撮影にハマっていったのは、この日に撮った写真がかなり影響してます。

東京タワーと富士山と都心のビル群。
今見てもこの組み合わせは貴重かと。

最後にブレブレな月島方面。

この時はまだ、まさかこの年に閉鎖されるなんてことは知る由もなく…。
(ちなみに現在では47階のレストラン、もしくは銀座クレストンホテルに宿泊すると似たような景色が見られると思います)

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